Method

北牧雅文が提供するのは「ダンススポーツテクニック」に準拠したレッスンです。ダンススポーツテクニックは、オリンピック加盟団体CSIT にてダンススポーツ部門を設立し、世界で132組もの世界チャンピオンを輩出した(2023 年時点)、ダンススポーツテクニックを牽引する「チームディアブロ・アカデミーが作成した」ワールドスタンダードなダンスの方法論です。

競技ダンスは「芸術」「スポーツ」の両面をあわせ持った総合芸術です。心・技・体、その全てがダンスを構成する要素であり、ダンスをより高いレベルへと引き上げるためには技術、表現力、精神性の成長が求められます。

そのため、ダンスの上達速度には大きな個人差が生まれ、成長曲線もさまざまです。複合的な要素が絡み合う競技ダンスではありますが、「技術の習得」においては、最も効率的な方法が確立されています。それこそが、ダンススポーツテクニックです。

ダンススポーツテクニックは最も効率的な技術の習得法であり、そこには明確な根拠があります。それはダンススポーツテクニックが「競技ダンス」の世界において、高い評価を受けているダンサーの動きを分析し、ガイドライン化することで生まれたという事実です。

これまでの指導体系は「〇〇のように」「〇〇の気持ちで」といった感覚的なものが主流でした。こうした指導によって確かに表現力は身につくかもしれません。しかし、本来表現力とは技術があってこそ初めて花開くもの。上級者にとっては有効であっても初学者にとっては理解することすら難しいでしょう。

一方、ダンススポーツテクニックは感覚を排除することで動きを正確に再現可能なものとしました。トラッキングセンサーによってトップダンサーの動きを解析し、ステップをデータ化することで生まれたテキストは、万人に対して論理的かつ明快な説明を与えてくれます。

競技ダンスの「教科書」はいつの時代も実際に評価されたダンスから導き出されます。まず評価されるダンスがあり、それが体系的にまとめられることで、はじめて教科書は生まれる。であるならば、その時代に適した教科書とは常に最新のものであるはずです。この点が「ダンススポーツテクニック」こそが現代において最良の教科書たる理由です。

「プロフェッショナルなダンサー」と「プロフェッショナルなダンス指導者」は必ずしも一致しません。なぜなら、ダンスレッスンの多くはダンサーがそれぞれ自身の経験を元にした「自己流」で行われているからです。つまり、統一した指導体系がなく、指導スキルの向上は個人に委ねられているのが実状なのです。こうした環境下ではダンスの指導者は育っていきません。

プロフェッショナルな指導者が育たないというのは、ダンス業界全体にとって大きな損失です。

登山に例えてみましょう。頂上に向かって迂回しながら進む険しい道と、真っ直ぐに伸びる舗装された道があります。あなたはどちらを選びますか？

もちろん、登山の目的は「いかに効率的に頂上を目指すか」だけではありません。人によって歩きやすいと感じる道は異なりますし、経験値や目標によっても選ぶルートは変わるでしょう。景色を楽しみながら登ることや、誰かと一緒に歩くことも一つの選択肢です。しかし、万人にとって歩きやすく、早く頂上に辿り着けるルートがどちらであるのかは明白です。

北牧はそうした現状に危機感を感じ、「ダンス指導はどうあるべきか」追求してきました。その一環としてイタリアへと留学しダンススポーツテクニックを学び、身体機能学やコーチングなど複数の知見をレッスンに取り入れるなど、指導力の向上に長年取り組んできました。

そして現在は、ダンススポーツテクニックを基盤に、競技ダンスに求められる心・技・体を伸ばす総合的な指導を提供しています。

イタリアで生まれたダンススポーツテクニックが日本に初めて本格的に紹介されたのは、最近のことです。そのため、日本国内においてはまだまだ正確さを違えて理解されていますが、近年、ダンススポーツテクニックを採用しているスクールの数は年々増加しています。そう遠くない将来、競技ダンスのスタンダードな指導方法として定着するでしょう。ダンススポーツテクニックの登場はそれほどまでに革新的な出来事なのです。

北牧雅文は世界標準のレッスンで、最も効率的なスキルアップの方法を提供します。これまでにない早さでの成長を、ぜひ体感してみてください。