MASAFUMI KITAMAKI

MASAFUMI KITAMAKI

About

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北牧 雅文

Kitamaki Masafumi

ダンススポーツテクニックを体系的に学んだ第一人者

The leading person who has mastered "Dancesport Technique"

元WDSF世界選手権日本代表。社交ダンス発祥の地であるイギリス、現在の競技ダンスシーンを牽引するイタリアへと留学しダンサーとして世界を舞台に活躍。のちにダンススポーツテクニックの教本を作成したチームディアブロが主催するアカデミーにて、元世界チャンピオン・Benedetto Ferruggia & Claudia Koehler両氏に師事。国際的にスタンダードとなりつつあるダンススポーツテクニックを体系的に学んだ第一人者として、以後日本での育成・コーチ活動に従事している。

Chapter

1

Obsessed with
competitive dance

競技ダンスに取り憑かれて

Chapter

2

Encounter of
the grobal standard

世界標準との出会い

Chapter

3

Endless exploration
and teaching practices.

果てなき探求と指導の実践

Chapter

4

Profile of
MASAFUMI KITAMAKI

北牧雅文について

競技ダンスに取り憑かれて

Chapter #1

「君にはセンスがない」「そんなやり方は通用しないよ」

北牧が競技ダンスの世界に飛び込んで間もない頃、師匠から言われていた言葉だ。しかし、不思議とその言葉を受け入れることができたという。彼が自身の踊り方には理があると信じていたからこそ、他人の評価を受け入れつつ、自分の道をいくのだと、そのやり方で進む決心がついた。その自信に裏付けがあったわけではないが、不思議と迷いはなかった。

ダンスの世界に足を踏み入れたきっかけは大学時代にサークルから勧誘を受けたという、実にありきたりなものだった。映画『Shall We ダンス?』のイメージしか頭になかった彼にとっては全くの異世界。しかし、どこかで舞台に立ちたがっていることには気づいていた。幼少期から人前に立つことを好み、何かをつくり人を喜ばせることに快感を覚えていた。競技ダンスは、ジャズ、バレエ、ストリートなどとは異なりペアで行われる身体表現。北牧は中でも「相手を輝かせる」という点に面白さを見出した。人生をかけてあがる舞台として不足はない。今も昔もその思いは変わらない。

ダンスを始めてから階段を駆け上がるまでは早かった。大学時代に出場した大会では早々に頭角を表し2年時には3・4回生と同じカテゴリーで関西の決勝に進出。そして4年時には全日本大会の決勝にも登りつめた。カップルで作品を作る難しさ、2人の間にある世界観を一致させることは、若く調子に乗っている大学生には簡単なことではない。しかし、彼は周囲の先輩らの支えの中で乗り越えることができた。どんな時でも「自分ならば大丈夫」と思えたことは彼の才能の一つだ。「妄想とも取られかねない、根拠のない自信」だと北牧は表現するが、その妄想が彼をトップにまで育て上げた。妄想と現実の狭間で、北牧は最短距離で駆け上がることができたのだ。

大学卒業後は当然ダンスを続けることを考え、仕事もダンスを踊ることができる環境を優先して選んだ。卒業後のダンスの世界は調子に乗っていた大学生の自信を挫くには十分すぎるくらい広い世界。結果、彼は更にダンスにのめり込むことになる。望んでも思い通りにならない世界が嫌いではなかったのだ。どれだけ努力しても報われる保証などなく、それでも足搔き続ける環境が彼のダンスを研ぎ澄ませていく。

社会に出てからもダンスが彼の頭を離れることはなかった。仕事中も頭では如何に効率良く振り付けを表現できるかばかり考えていたという。身の入らない仕事をするぐらいならばと早々に覚悟を決め、自分の未来の実力を賭けることにした。人生は可能性でしかない。未来を想像できない人間に、その未来はやってこない。もちろん普通に生きてれば勝ち負けはない。北牧は、負ければ撤退という勝負の世界で生きることを選んだ。そして今もその過酷な世界に身を置き続けている。

世界標準との出会い

Chapter #2

突如として自分の成長が止まった。

その時はプロとしての実績を順調に積み上げていたある日、突然訪れた。練習は怠らず、新たな知識も貪欲に学び続けていた。しかし、ある指導者には「以前の踊りのほうがよかった」とすら言われる始末。「根拠のない自信」はプロダンサーを支えるにはとっくに心許ないものになっていた。

「ダンススポーツテクニック」という新しい論理との出会いがあったのは、そんな時のことだ。欧州で生まれたダンススポーツテクニックはイギリスを中心に発展してきた「ボールルームテクニック」を進化させた方法論であった。なんといっても明快、明確だ。データに裏打ちされたガイドラインは、スキルを向上させるための指針になる。

同じ山の頂上を目指すにしても、道順は一つではない。どの道から登りたいか、どんな景色をみたいかは人それぞれだが、ダンススポーツテクニックは、万人が歩きやすい舗装された道のように感じられた。先人たちの歩みによって、私たちは最短距離で高みを目指すことができるのだ。

ダンススポーツテクニックがまだ日本で浸透しきっていなかった2017年、ダンススポーツテクニックの教本を作成したチームでの指導を仰ぐため、北牧はイタリアへと飛び、ディアブロの門を叩いた。

イタリア、ディアブロでのカリキュラムは10ヶ月にも及ぶものだった。日本でもプロとしての活動を続けていたため、当然日伊を往復する生活。9ヶ月に14度イタリア行きのチケットを手配したのは北牧だけだっただろう。

衝撃だったのは学問のように体系立った指導が行われていたことだ。ダンスをする中で説明し尽くせいないと感じていた動きが明確に言語化されており、いかに日本のダンス指導が感覚的に行われてきたのかということを悟った。

ダンサーは踊ることが仕事であり、指導するための技術はまた別のアイデンティティである。指導者は自身の経験を感覚的に伝えがちだが、相手にわかりやすい言葉で説明するためには別の能力を磨く必要がある。

そうした経験から、北牧はプロになって以来、人に指導する方法を磨き続けてきた。機能解剖学、心理学、コーチング、あるいはビジネスマンのプレゼンテーション。他の分野から学び、取り入れ、独自のメソッドを作り上げてきた。イタリアでの経験はこれらが間違っていなかったという証明となった。

競技ダンスはその名の通り「競技」である。そこには競技を競技たらしめる明確なルールがあり、評価基準がある。ルールや基準がなければ競技会ではなく品評会である。この方法なら道が切り開けるかも知れない。日本でやるべきことが見えた瞬間だった。

果てなき探求と指導の実践

Chapter #3

「リード&フォロー」は競技ダンスで最も重要な概念だ。

「リード&フォロー」とは相手と自分の間にある機微を把握する能力であり、ダンサー同士で行う非言語のコミュニケーションである。そこにあるのはただ一人で動くという「自由」とは違う。2人の人間の臨場感世界を重ね合わせることで生み出される「表現」という名の作品。そこにこそ、人を魅了する核がある。

このように、競技ダンスは表現と競技の要素を併せ持った総合芸術であるため、感覚的な要素を排除することはできない。言い換えれば、こうした感覚を正確に伝えることさえできれば良い指導者たり得るのだ。

北牧はこの芸術を「論理的な方法で」指導する。そのための基盤となるのがダンススポーツテクニックでの技術習得である。まずは技術を学び、その実践と反復の中で感覚を積み、体に落とし込んでいく。言語と感覚をつないでいくことでダンスのスキルは再現可能となる。

イタリアでのカリキュラムを終えた彼は、早速日本での指導に「ダンススポーツテクニック」を取り入れた。その結果、生徒たちが出場した大会で徐々に結果が出始めた。「ガイドラインがあることでここまで変わるのか」と、彼は確かな手応えを得た。暗闇の中を手探りで歩いてきた自分たちの時代とは異なり、はっきりと進むべき道が見えている現代のダンサーの方が成長が早いのは疑いようもない。

競技ダンスは伝統を重んじる反面、新しい風が吹き込むことは、今までほとんどなかった。しかし、競技ダンスの世界は少しずつ変わりつつある。伝統を踏まえた革新。ダンススポーツテクニックに彼はその未来をみた。ルールブックを作ったイタリアの学校のように日本でもコミュニティを広げていきたい。それが彼の目標である。

学生時代と同じように、「そんな考えは間違っている」という声が彼の耳に届くこともあった。しかし、スタンダードは時代の流れの中で移り変わっていくものだ。北牧がその声に耳を傾けることはない。彼の信条である「未来に想いを馳せた、その感覚にこそ没入せよ」という言葉通り、北牧雅文は常に未来を見据えているのだから。

北牧雅文について

Profile

北牧 雅文

KITAMAKI MASAFUMI

2011

The United Kingdom Open Professional 10 Dance Championship (イギリス)4位

2017

WDSFスタンダードチェコ世界選手権大会 PDスタンダード日本代表
JDSF-PD西部ブロックランキング1位
JDSF-PD第一回プレミアカップ PDスタンダードチャンピオン
PDラテンファイナリスト

2018

International Open in Ravenna(イタリア)
PDスタンダードファイナリスト

  • 公益財団法人日本スポーツ協会公認指導員コーチ
  • 公益社団法人日本スポーツ連盟選手強化部コーチ
  • Mindset.inc認知科学コーチ

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